源泉徴収簿 について

源泉徴収簿は税務署から各企業に配布されます。
企業には、所属するすべての従業員および報酬や手当を支払ったすべての人の分の源泉徴
収簿を作成し提出する義務があります。
源泉徴収簿に記載される主なものとして、月々の給与・手当の総支給金額および月々の社会保険料(=本人または同一生計の親族の社会保険料控除額)と社会保険料控除後の給与の金額、年末調整の実施の時期(本年中実施か翌年実施か)およびその金額(還付金あるいは追徴金の額)などがあり、年末調整を受けるために会社に提出した書類の情報はすべて記載されていると考えてよいでしょう。
なお源泉徴収簿を作るのは各会社の担当者になりますが、作成に必要な資格は存在しないため、法的な守秘義務もいまた整備されていません。
家族の年齢や扶養者との関係は個人のプライバシーであり、離婚した場合や障害者の家族がいる場合など会社に知られたくない場合もあるにもかかわらず、こうした情報を会社の源泉徴収簿作成担当者に教えなくてはならないというのは、日本の納税制度の問題点の一つといえるでしょう。
なお、退職所得の源泉徴収票は通常の源泉徴収票とは別々に発行しますが、源泉徴収簿は同じものを使用してかまいません。
また、源泉徴収簿の様式は国税局のウェブページからも提供されていますが、特に法令で決められた様式があるわけではなく、給与台帳等であっても年末調整のために使用できるものであれば、利用に差し支えはありません。


源泉徴収簿に関連するページ


税理士.tkは東京都市ヶ谷にあるアークス総合会計事務所によって運営されています。アークスは自社でもインターネット技術、会計の世界への情報技術の取り組みを行い、また、IT企業の会計監査などにも実績のある会計事務所です。企業・個人事業主様などの確定申告のご相談も承っておりますのでお気軽にご相談ください。